朝からひどい雨だったので保育園通園を断念し、今日は一日、4歳息子と0歳娘の3人で過ごすことにしました。
洗濯を終え、掃除を済ませて、さてみんなで何をしようかな。
もうすぐ七夕なので、ゆっくり七夕飾りでも作りましょうか。
というわけで、今日はちょっと懐かしい、折り紙の七夕飾り作りです。
4歳の息子と作るので、難易度低め、満足度高めの飾りをピックアップしました。
七夕
7月7日は、晴れて天の川が見られるといいなあ。
物ごころついてから、いつも当たり前のようにそう思っていたけれど、七夕の日って天気が悪いことが多いですよね。
あらためて、七夕とは何かを調べてみました。
「たなばた祭り」の略。五節句の一つ。天(あま)の川に隔てられた彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)とが七月七日の夜、年に一度だけ会うという中国の伝説にちなむ年中行事。日本在来の祭と合した。葉竹を立て、女子が裁縫の上達などを祈った。星祭り。しちせき。
引用: Google検索
ほしまつり、という言葉の響きが素敵です。
恋人同士が年に一度会えるというところから、七夕は恋愛成就とかの行事だと勝手に思っていたのですが、裁縫の上達を祈る祭りだったんですね。
七夕飾り
七夕飾りには、いろいろと意味や願いが込められています。
【織姫と彦星】
七夕の主役のお二人ですね(笑)。永遠の愛を願うお飾りです。
作り方
小さなこどもと一緒につくる場合は、保護者が折り紙を折って人形を作り、顔をこどもに描いてもらうといいですよ。
★織姫★
①三角に折って真ん中に筋をつけたら、角をひとつ、内側に折り込む
②折り込んだ角が内側にくるように、三角に折る


③ 裏返して、一方の辺を底辺側に折り込む
④もう一方も折り込む(頭が出来ました)


この③の折り込む加減は適当ですが、④を折ったときに写真のように綺麗な矢じりの形になっているとキレイに仕上がります。
⑤さきほど④で折った部分を、少しだけ折り返す
⑥裏返して、顔を描けば完成


★彦星★
①②は織姫と同じです。


③裏返して、真ん中の線まで両側を折る
④裏返して顔を描いたら完成



織姫と彦星をセットにしてテープで留めると、飾りやすいです。
4歳の息子が描いた二人のお顔がこちら。
横向きだそうです。
【短冊】
短冊に願いごとを書く習慣は、江戸時代からです。
歌にある「五色の短冊」の五色とは、五行説(万物は「火、水、木、金、土」の5種類の元素からなるという古代中国から始まった自然哲学思想)にあてはめた五色で、緑・紅・黄・白・黒をいいます。
作り方
色紙を切るだけです。
通常は、上側に穴を開けて紐を通すと思いますが、わたしは裏側にパンを止めるプラスチックを貼りつけました。
なんかコレ、いっぱいあるんですよね・・・(笑)


息子が書いた短冊がこちら。
なんと!
なぞり文字以外は嫌がっていた息子が、初めて進んで字を書きました!
お星さま、読めるかな・・・「ドーナツ いっぱい ほしい」と書いてあります。
母、感無量。


【天の川】
夏の空にかかる、星の川をなぞらえて飾ります。
作り方
①折り紙を半分に折る
②さらにもう一度折る


③ハサミで上下交互に切る(切り落とし注意!)
④最後まで切ったら、開いて完成



はさみの動きが複雑なので、こどもが手を切らないように気を付けてください。
【ちょうちん飾り】
心を明るく照らす、という願いを込めた飾りです。
この折り紙を見ると、自分がこどもだったころの七夕の夜を思い出します。
昭和世代には懐かしい飾りですよね。
作り方
①折り紙を半分に折る
②わの方に、切り込みを入れる



③最後まで切ったら、開く
④切り込みと並行にノリで貼って完成



【貝飾り】
ちょうちん飾りの貼り合わせを、ちょっと変えると貝飾りになります。
「豊かな海の恵みを受け取る」という願いが込められています。
作り方
①②③はちょうちん飾りと同じ手順です



④対角線上の角同士を貼り合わせて完成
⑤たくさんつなぎ合わせる



【菱飾り】
天の川に見立てて飾る菱飾りは、色とりどりの紙で作るのがポイントです。
作り方
角を貼り合わせるだけです。
ノリが使えるお子様ならノリノリでつなげてくれます。



飾りつけ
雨なので閉めきった部屋の中、汗だくで飾りつけました(笑)。


笹がショボくてすみません。住宅事情上、これで精一杯です。
昨年まではわたしが勝手に作り、勝手に飾っていた笹飾り。
今年は息子が、あーでもないこーでもないと考えながらデコレーションしていきました。
成長したなあ・・・。
むすび
雨だから、と始めた七夕飾り作り。
とても幸せで満ち足りた時間となりました。
いつの間にか、ハサミやノリをうまく使うことができるようになっている。
自主的に文字を書いてくれた。
そんな頼もしい成長をはっきりと見ることができました。
七夕が来る前に、わたしの願いは叶ってしまいました。
ハロウィンやクリスマスも素敵なイベントですが、七夕も親子でなかなか楽しめます。
7日の七夕まであと少し。
ちょっとだけ時間を作って、今年は七夕飾りを飾ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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