簡単に作れて、かつ、こどもの遊びの幅をひろげるおもちゃとして週末に作ったのが、こちら。
牛乳パックの簡単工作「じゃばらの間仕切り」です。
・・・いや、なんて呼ぶの。このおもちゃ。
保育園で見かけて、見よう見マネで作ってみたので、名前が分かりません。
いまいち名前がはっきりしないので、ぼんやりした印象ですが、この工作の実力はスゴイ!
サークルのように囲ったり、パタパタ動くのを見つめたり、隙間に何かを隠したり・・・と、おうち遊びが広がるアイテムであるのと同時に、驚くほどコンパクトに収納できて、リビングおもちゃにピッタリです。
材料
牛乳パック 25枚くらい~好みで
ガムテープ
たくさんの牛乳パックを使うほど、大きいサークルを作ることができます。
たとえば、左側の写真が13枚分で、右側が25枚分です。


もっと大きくしてもいいですね。
つなげるものは、セロハンテープでもよいですが、布ガムテープのほうがしっかり貼れて丈夫ですよ。
凝る方は、装飾用のシートなどを牛乳パックに貼れば、見違えるほどかわいいサークルができます。
今回わたしは、かなり大急ぎで作ったので、牛乳パックのまま(笑)。
そのうち、何か貼ろうかな・・・気が向けば。
作り方
作り方は簡単です。
牛乳パックの上側の部分と、底の部分を切り落とし、真ん中の部分だけにします。
それをたくさん作ったら、それぞれの牛乳パックをテープでつないでいくだけ。


表面をすべてつなげたら、裏返して裏面も貼って完成です。


写真は、分かりやすいように表がピンク、裏が黒にしていますが、 特に色を変える必要はありません。
牛乳パックをダイヤ型に開いて、写真のように折りたためば、ジャバラになります。


たくさんつないでも、収納するときは牛乳パックの真ん中2枚分に納まるので、とてもコンパクト。
絵本の間などに、ストンと立ててしまっておけますよ。
遊び方
サークル
ぐるりと丸く囲えば、なぜだかこどもが中に入ります。
こどもホイホイ?
小さくても楽しそうに中に入りますし、大きいサークルならカラーボールなどを入れて、簡易ボールプールにすることもできます。
宝さがし
牛乳パックの中に、こどもは宝物を隠すのが好きです。
我が家も、知らない間にトミカが詰め込まれていてびっくりしました。
最初、5歳の息子がポンポンとミニカーを入れていたら、それを見ていた1歳の娘も真似をして、小さな指でポトンとおもちゃを落とすようになりました。
まだおもちゃの入っていない牛乳パックを見つけるために、ひとつひとつ覗き込む姿がとても可愛いです。
パタパタ絵本
牛乳パックのほどよい重みで、ジャバラがパタパタと勢いよく動きます。
絵本のように広げたり、ちょっと高い所から、マジシャンのトランプのようにパタパタさせたり・・・月齢が小さなこどもは、その動きにくぎ付けになりますよ。
ちょっとした間仕切りに・・・
そのほか、コロコロボール遊びをはじめた際に、転がってほしくないところに間仕切りとして置いたり、お絵かきスペースを作ったり、ブロック遊びのステージを作ったり・・・と、いろいろ使えます。
部屋の中を区切ることで、こどもも区切られた場所を「特別」だと感じるようです。
狭いリビングで、メリハリをつけて遊ぶにはとても効果的だなあと思います。
むすび
もともと牛乳の好きなこどもたちなので、あっという間に牛乳パックがたまります。
撥水加工されていて、丈夫な牛乳パック。
いろいろなものに使えるので、我が家では大事にストックしています。
・・・とても邪魔ですが。
牛乳パックのパッケージが、もう少し可愛かったりオシャレになったら、もっと使いやすいのになあ。
メーカーさん、そんな視点で売り出してくれないかな?
小さいけれど、なかなかの実力派さんなので、ひとつ作っておくとおうち遊びに便利かもしれません。
つなげるだけなので、とても簡単ですしね。
作っている間中、娘がガムテープに興味を持ち「ちょだい!ちょだい!(頂戴!)」と手を出してきました。
見ると、ベタベタしたテープを器用に貼りつけていて感心しました。
親の好きなことを、こどもも好きになる。
そうなってくれたら、とても嬉しいなあと思います。
工作、大人になってもずっと楽しめる趣味だよ。
好きになってね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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